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曲が喜ぶ演奏をしたい

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混声六連の合同ステージは、名田綾子さんの委嘱作品の初演指揮をさせていただきます。混声合唱とピアノ連弾のための「手から、手へ」。間違いない名曲!すぐに広まることでしょう。出版、そして広めるところまで、少しでも力になれればと思い、楽しみながら取り組んでいます。

その直後に行われる「あい混声合唱団」と上田真樹さん、先だって3月に行われた「女声合唱団 ゆめの缶詰」と大田桜子さん、木下牧子さん。12月に行われた「早稲田大学グリークラブ」と田中達也さん。立て続けに新作の初演(しかもどれも本当に素晴らしい作品と演奏団体)を指揮する機会があり、自分の生きる道の一つの可能性、(いや寧ろ「すべきこと」)を改めて確認している次第です。

責任を持って、良いスコアを最高の形として発表すること...、それは雰囲気やノリで誤魔化すのではなく、確固たる技術、そして作曲家と同等、もしくはそれを超える音楽理論、知識の裏付けをもって説得力のある演奏をすることに他なりません。これからも追求していきたいところ。まだまだソルフェージュと理論の勉強は欠かせないのです。

 

演奏団体がすごいと思われる演奏ではなく「曲が喜ぶ演奏」をしたい、と常々思っております。

「優しき歌」の初版楽譜

あい混の5/14の定期演奏会紀尾井ホール)は、なんと一ヶ月以上前にもかかわらず、完売御礼となりました。多くの方に楽しみにしていただいて、身が引き締まる思いです。

写真は第3ステージで演奏する「優しき歌」の現在の楽譜と初版(昭和42年発行/ 80円!)の楽譜です。

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改訂が加えられた現在の版は、本当に素晴らしい楽曲です。しかし、ごくごくシンプルな初版からは、立原道造の世界、ぱすてるのカラーがより浮き上がって来るようにも感じます。ほとんど50年前のこの初版を参照できて心から幸せです。

実は僕自身も約20年前に、この作品を「歌って」いました。立原道造にフィーチャーし、実に三年にわたって取り上げ、研究し、寄り添った当時所属していた合唱団の取り組みを思い出しています。

やはり、この曲の演奏には並々ならぬ思いがあります。あと1ヶ月で、その思いを音楽として表現できますように精進します。

そうそう!当日ご来場のみなさま、プログラムノートが素晴らしい文章です。どうぞプログラムをお楽しみに!こんな思いを持つ団員と共に音楽していることを誇りに思います。

あい混声合唱団 第8回定期演奏会のお知らせ

音楽監督を務める、あい混声合唱団の定期演奏会を、今年も紀尾井ホールで開催いたします。是非、足をお運びください。チケットは、イープラスで購入できます。

【4/11追記】完売御礼となりました!

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あい混声合唱団 第8回定期演奏会
〜終わりのない歌・世界の現在(いま)を歌う〜

◆日時 5月14日(日)13:30開演 13:00開場
◆会場 紀尾井ホール
◆入場料 2,500円(全席指定)
◆指揮 相澤直人 / ピアノ 上田真樹

◆プログラム(予定)

Canticum novum (Antognini)
Missa Piccola (Milliken)
Missa minima (N.Aizawa)
Angele Dei (Balsamo)
O magnum mysterium (White)
Alleluia (Manuel)

混声合唱曲集「優しき歌」(小林秀雄)

<女声合唱団 ゆめの缶詰 賛助ステージ>
Ubi Caritas/Prelude/Northern Lights (Gjeilo)

<公募ステージ>
混声合唱組曲「終わりのない歌」(上田真樹・混声版委嘱初演)